黒田剛(くろだ・ごう)
日本のサッカー指導者で、長年にわたり育成年代とトップチームの両方で実績を積んできた監督です。
特に注目されたのが、青森山田高校サッカー部の監督としての活躍。
厳しい規律と徹底したフィジカル強化、組織力を重視した指導スタイルでチームを全国屈指の強豪校へと育て上げ、全国高校サッカー選手権での優勝をはじめ、数多くのタイトルを獲得しました。この時期に多くのJリーガーやプロ選手を輩出し、「勝てるチームを作る指導者」として高い評価を受けました。
その後、FC町田ゼルビアの監督に就任し、Jリーグの舞台へ本格的に参入。
高校年代で培った組織力や規律をプロの世界に持ち込み、チーム強化を進めてきました。
一方で、その強い指導姿勢や厳格なマネジメントが注目を集めることもあり、功績と課題の両面から語られる指導者と言える存在です。

今回の騒動まとめ
https://www.zelvia.co.jp/news/news-333966/
今回、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は、FC町田ゼルビアの黒田剛監督とクラブに対し、規律違反があったとして「けん責(始末書を提出し、将来を戒める処分)」を科すことを決定した。
問題とされたのは、黒田監督が2023年頃から、選手やスタッフに対して行っていた言動である。
具体的には、自分の意向に従わない選手を「造反者」と呼び排除するような発言、練習中に他の選手やスタッフの前で特定のコーチを大声で怒鳴る行為、さらに懇親会の場でスタッフに暴言を吐いたことなどが確認された。
これらは暴力行為ではないものの、指導者として不適切な発言や指導にあたると判断された。
Jリーグは、こうした行為がJFA(日本サッカー協会)の定める指導者規則や懲罰規程に違反し、選手やスタッフの尊厳を損なうものであり、リーグ全体の信用を傷つけたと指摘している。
また、黒田監督自身が違反行為を十分に認めず、調査において関係者が本音を語りにくい状況を生むような言動をしていた点も、重く受け止められた。
一方で、クラブ側にも責任があるとされた。
クラブは監督の行動を適切に管理・監督する義務があるにもかかわらず、問題行為を早期に把握し是正する体制が整っていなかった。
調査の進め方にも不備があり、「監督を守ろうとしている」と受け取られかねない対応が、真相解明を妨げたとされている。
また、相談窓口は存在していたものの、経営陣が関与する問題を安心して相談できる仕組みとは言えなかった。
これらを踏まえ、Jリーグは「両罰規定」に基づき、黒田監督だけでなくクラブにもけん責処分を科した。
クラブは公式に謝罪し、管理体制やハラスメント相談体制を根本から見直し、再発防止に取り組む姿勢を示している。

感想
以前から度々話題になっていた黒田監督のパワハラ疑惑とクラブの隠蔽体質。
真偽はわからないが「勝利至上主義」と「現代スポーツ倫理観」のバランス感覚が監督・社長とスタッフの間で健全に保たれていない可能性は高い。
町田ゼルビアは頑なに「パワハラ」というワードを避けていることが見てとれる。
同じスポーツを愛する仲間として円満に解決することを願っています。




