ラ・リーガで活躍を続ける久保建英。
今季は17節を終えた時点で「2ゴール1アシスト」と、数字だけを見るとやや物足りなさが残る成績となっている。
昨季に見せた躍動感を知るファンほど、現状に違和感を覚えているのではないだろうか。
最近の成績
今季17節終了時点での久保建英の公式記録は、2ゴール1アシスト。
先発出場は多いものの、直接的な得点関与は限られている。
試合内容を細かく見ると、右サイドでのボール保持や前進、守備への貢献度は高い一方、シュート数や決定機への関与は昨季ほど多くない。
相手DFに厳しくマークされる場面も増え、自由に仕掛けられる時間が短くなっている印象だ。
昨年との比較
昨季の久保は、ゴール・アシストともにキャリアハイに近い数字を残し、チームの攻撃の中心として評価を高めた。特に、
- 右サイドからのカットイン
- ペナルティエリア内での冷静なフィニッシュ
- 数字に直結するラストプレー
これらが高い頻度で見られたのが昨年の特徴だ。
一方、今季はボールを受ける位置がやや低くなり、チャンスメイク役としての役割が強まっている。
その結果、ゴールやアシストといった分かりやすい結果が減少している。
なぜ調子を落としているのか
調子を落としているように見える要因はいくつか考えられる。
チーム事情で言うと、スビメンディやメリーノ、ダビド・シルバ、質の高い選手が退団したことは大きい。
昨シーズンまではボールの展開が早く久保は自分の得意な位置で待ってればボールが回り、ドリブルで仕掛ける回数も数多くあった。
しかし、今年はチームとして最終ラインへ向かう久保への配球は少なく、中盤位置でのチャレンジは逆にチームの流れの停滞を生んでしまっている。
久保選手個人の事情で言うと、やはり怪我からのコンディション不良。
確信は本人とドクターにしかわからないが、足首の負傷の際十分な回復期間が取れず、その前後から調子を落としていることは否定しようがない。

賛否両方の評価
久保建英に対する評価は、現在はっきりと分かれている。
肯定的な意見としては、
- 数字以上に試合へ影響を与えている
- 守備や組み立てへの貢献度が高い
- 若くしてチーム戦術を理解し、柔軟に役割を果たしている
といった今まで通り変わらない評価点。
一方で否定的な意見では、
- エース級としては結果が物足りない
- 決定的な場面での怖さが減った
- 昨季のインパクトと比べると停滞している
という声も少なくない。
シーズンは折り返し地点にも達していないとはいえ、ソシエダは降格圏が目と鼻の先の順位。
久保建英はこれまでも修正力と適応力を武器に成長してきた選手であること自明だが、一刻も早い復活がソシエダとしても、日本代表としても必至である。



