日本サッカー協会公認の指導者ライセンスとは?
日本サッカー協会(JFA)公認の指導者ライセンスは、JFAが主催する「指導者養成講習会」を修了することで取得できる公的な資格です。
取得すると、地域・クラブ・育成世代・プロチームなどで正式に指導することができ、指導技術や理論の理解が証明されますJFA|公益財団法人日本サッカー協会
C・Bライセンスまではサッカーの基礎的な指導法の習得が目的で、これが基礎教育の柱になっています。JFA|公益財団法人日本サッカー協会
上位資格(Aジェネラル、Proライセンスなど)は、より高いレベルの戦術・マネジメント・育成理論が求められ、プロや代表級の現場にも通用する内容です。JFA|公益財団法人日本サッカー協会
指導者ライセンスの種類
日本サッカー協会の指導者ライセンスは段階的に構成されています。
基本ライセンス
| ライセンス | 指導可能な範囲 | 概要 |
|---|---|---|
| キッズリーダー | 幼児〜小学生向け | 最も基礎的な指導資格で、幼児~低学年指導に対応 |
| Dライセンス | 地域トレーニング | 入門〜基礎的な指導技術を学ぶ |
| Cライセンス | U-12 までの指導 | サッカー指導の基本(技術・育成理論など)を体系的に学習JFA|公益財団法人日本サッカー協会 |
| Bライセンス | 幅広い年代 | Cの内容に加え、より実戦的な戦術・指導計画などを習得JFA|公益財団法人日本サッカー協会 |
上級・専門ライセンス
| ライセンス | 役割 |
|---|---|
| Aジェネラルライセンス | プロ・クラブ指導を視野に入れた上級資格 |
| ユースB / エリートユースA / GK / フィジカル | 年代・専門分野ごとの高度な育成知識 |
| Proライセンス | プロ監督レベルの最上位資格(旧S級)ウィキペディア |
👉 Proライセンス(旧S級) は、Jリーグ・日本代表などの監督・ヘッドコーチ資格として必須レベルであり、選考・講習・実地研修など非常に厳しいプロセスが設定されています。ウィキペディア
各ライセンスの取得難易度(ざっくり比較)
| ライセンス | 難易度 | 理由 |
|---|---|---|
| キッズリーダー | ★☆☆☆☆ | サッカー入門者でも取得可能 |
| D・Cライセンス | ★★☆☆☆ | 基礎理論・実技・レポート等が必要 |
| Bライセンス | ★★★☆☆ | B以上は受講トライアルがあります。より実践的内容。指導経験もプラス |
| Aジェネラル | ★★★★☆ | 高度な理論+実践経験必須 |
| Proライセンス | ★★★★★ | 選抜制トライアル・実地研修・厳しい選考ありJFA|公益財団法人日本サッカー協会 |
ライセンスが上級になればなるほど、期間も費用難易度もあがっていきますし、そもそも受講するための推薦やトライアルの通過が困難になっていきます。
各地域実施予定の認定講習会(例)
※2026年の公式スケジュールはJFA/JFA加盟各協会から発表される予定ですが、例として主要な講習を紹介します。
Aジェネラルライセンス養成講習会(神奈川県)
- 開催種別:Aジェネラルライセンス候補者選考会(トライアル)
- 対象:B以上保有・一定の指導経験あり
- 開催団体:神奈川県サッカー協会
📌 詳細は県協会の告知をご覧ください。kanagawa-fa.gr.jp
Proライセンスコーチ養成講習会(全国)
- 定員:24名
- 受講料:990,000円(税込)
- 概要:選考トライアル後、本講習 → 審査 → ライセンス認定プロセスJFA|公益財団法人日本サッカー協会
各地域のC・Dライセンス講習会(例)
- 三重県:Cライセンス養成(基礎・実技・筆記・レポート)一般社団法人三重県サッカー協会
- 愛知県:C/Dライセンス講習(細かい日程は各協会発表)公益財団法人 愛知県サッカー協会 |+1
- 長野県:Cライセンス開催(2025–2026年に連日開催)一般社団法人長野県サッカー協会
👉 これら講習会は JFA加盟の各都道府県協会 でも開催され、開催日程・申込手順は所属地域協会サイトを確認するのが確実です。JFA|公益財団法人日本サッカー協会
ライセンスは “結局必要なのか?”
これは賛否が分かれるテーマですが、論点は大きく2つあります。
資格があることのメリット
- 体系的な知識の習得ができる
→理論・練習設計・育成が学べる。 - 知識のアップデートが可能
→講習会参加と更新を義務化することにより強制的に知識取得ができる。 - クラブでの信用力向上
→良くも悪くも肩書きは分かりやすく子どもや保護者からの信頼にもつながることが多い。 - プロ現場への扉
→プロ・代表級の指導に条件に分かりやすく上位資格があると越えるべきハードルが明確。
著名人の意見
本田圭佑選手
「S級ライセンスは取る気は一切ない。なくすということを言っているのではなく、任意にすればいい。今のやり方だと、名選手の方がS級が取りやすい環境になりすぎて、逆に本当にサッカーが好きでS級を取りたい人たちがずっと並んでいて取れない。名選手たちには一瞬であげてしまったりとか。なくてもできるようにした方が、いろんな人に扉が開いたライセンスになる。」— 本田圭佑(コメントより)nikkansports.com
レオザ(Leo the football)氏
「コーチングライセンスは必要だが、現場の実態と齟齬がある制度もある。実際に監督業を経験しながら、どう制度が現場にフィットするかを問い直すべきだ」 — レオザ(各動画・発信より)YouTube
まとめ
✅ JFA公認ライセンスは体系的な指導ノウハウ習得に最適。
✅ 基礎〜上級まで段階的に学べ、プロ現場も視野に入る。
✅ 地域ごとに2026年も多くの講習会が開催予定。
✅ 一方で実戦経験・個人の学びも重要視される価値観がある。




